心を大切にするカウンセリングを… 株式会社クリオネ企画 代表 大橋千秋

大橋千秋(おおはし ちあき)

大手化粧品メーカーの教育担当・広報PR責任者として従事後、宝飾チェーン人事部管理職として人事制度・教育の企画運用を行う。2000年に株式会社クリオネ企画設立。流通・サービス業の教育支援に努め現在に至る。
認定臨床心理カウンセラー。社団法人日本SC協会・会員コンサルタント・SC接客コンテスト大会審査員。社団法人公開経営指導協会サービス・ケア・アテンダント検定委員。日本ヒープ協議会会員。

人材を育てる上の人の意識が変われば、その下につく人も元気になるのです

  クリオネ企画さんでは、どのような事業展開をされてますか?
大橋現在弊社では、主軸となる事業を大きく分けて3つ展開しています。ひとつ目は、主にサービス業・流通業の方向けに、営業力・販売力強化支援です。マネジメントや人材育成をはじめとする、オペレーション全体を強化するための指導を行っています。
2つ目は、外国人、高齢者、身体障害者など個性あるお客さまに対するユニバーサルサービスの指導です。一般社団法人公開経営指導協会さまと「サービス・ケア・アテンダント」という資格を推進し、ホスピタリティサービスのファシリテーターを育成しています。特に金融機関では好評を頂いています。
3つ目は、日本ショッピングセンター協会が実施する、接客サービスの質向上を目指す「接客ロールプレイングコンテスト」の支援です。コンテストでは13年に渡って審査員を担当させていただいています。
  なるほど。多岐に渡って展開されているのですね。サービスの向上のために大切なことはなんでしょうか?
大橋お客さまに良質なサービスを提供することは、多くの企業にとってとても大きな課題です。私たちはそれを実現していただくために部下育成から管理まで、現場でさまざまなお手伝いをしています。さらなる顧客視点のサービス提供を目指して、お客さまに寄り添える知識やスキルを持っていただくためのセミナーを実施しています。
クライアントさまとお仕事をさせていただくとき、まずは現場をお客さまの視点で見て分析することを大事にしています。その中で悪循環を見つけたら、その突破口を見つけ出し、社内に好循環を生み出す手助けをするのが私たちの役目です。考え方を少しだけ変えてみたり、新しいことに挑戦してみたりすることで、社内に新たな良い流れを作り出すことができます。働くひとりひとりに小さな成功体験を積み重ねていただき、意識を少しずつ変えていくことが、会社の体質を変えることにつながります。
働く人もイキイキし、常にモチベーションを持つようになります。人材を育てる上の人の意識が変われば、その下につく人も元気になるのです。企業の「変わる可能性」を引き出すことが私にとって大きなやり甲斐ですね。

心」をコアにしたサービスの展開を目指していきます

  クリオネ企画さんの今後の展開についてお聞かせください。
大橋IT化が進む中、人材教育の面でもeラーニングが盛んになっています。もちろんeラーニングも重要なものですが、知識はそのまま使えるものではなくて、カスタマイズしてお客様に伝えることが大事です。私達はITで得た知識と現場での実践との間をつなぐ役目を担いたいですね。

今後はサービス品質アップの支援にあわせて、対顧客、対社員間の「心」をコアにしたプラスのサービスの展開を目指していきます。企業内部では見えていない部分、こぼれ落ちている部分をフォローし、お手伝いさせていただく形です。
一方、社会環境により働く人のストレス感度が高くなります。仕事のクオリティを高めるための心のサポートをすることも目標です。
  サービスの向上に大切なのは「心」なんですね。働く人のサービスが向上するということは、企業やお客様にも良い影響がありそうな気がします。
大橋そのとおりですね。メンタル・マネジメント、カウンセリング・サービスを軸に、働く人個人の悩みもフォローしていきたいです。顧客満足の視点で考えたときに、本質的な傾聴力カウンセリングを企業内に入れていかなければ、お客さま第一主義は実現できません。企業内部ではできないことを外部の人間である私達がお手伝いできればと思います。 個人も企業も健康に…という視点で「ロハスな研修」をキーワードに、クライアントさまやそこで働くひとりひとりの方、さらにはエンドユーザーさまに満足していただけるようなサービスを提供していきたいですね。